職場環境最優良法人2023

【回答者数50人未満部門】
株式会社ノンバーバルさま

ドクタートラストのストレスチェックサービスでは、集団分析結果をもとに、職場の雰囲気を数値化した独自指標「TRUSTY SCORE」(職場環境指数)を算出、上位法人を職場環境優良法人として表彰しています。今回は2022年度に続き、2023年度ストレスチェックにおいても職場環境優良法人(回答者数50人未満部門)を受賞した株式会社ノンバーバル代表取締役の冨士武徳さまに、1年間での変化や新たな取り組みなどについて伺いました。
※2022年度の記事はこちら

 

今年もドクタートラストから記念の盾を贈呈!

2年連続での職場環境優良法人第1位、おめでとうございます。ここ1年で変化したことなどはありますか?


冨士さま:若いスタッフが増えたことで、一人で抱えて悩み続けるのではなくチームで協力し合いながら、いきいきと仕事に取り組んでいる姿が見受けられるようになりました。

メンタルヘルスやコミュニケーション、働き方に関して、新しく始められた取り組みや、2022年度の記事でご紹介した以外の取り組みなどがありましたら教えてください


冨士さま:コロナ禍では社外でのレクリエーションが実施できませんでした。そこで今年は、一棟貸切古民家宿を運営している弊社のクライアント、株式会社glaminkaさんのところへお伺いし、「みんなで一緒にグランピングをしよう!」という話が出ています。こちらも役員からではなく、スタッフ同士でアイデアを出し合った中での提案で、いつもとは違う環境で「みんなで、とにかく楽しむ!」をテーマにしています。

代表取締役 冨士武徳さま

前回の記事以降、変わらずに続けているお取り組みや成果、手ごたえなどを教えてください。もしくはアップデートさせたお取り組みなどはありますでしょうか


冨士さま:変わらず女性スタッフの割合が多く、仕事をできるだけ気にせず子育てに専念できるように「穴埋めをみんなでやる!」と声掛けをすることで、安心して産休・育休に入っていただけるようになってきています。産休に入った女性社員が会社に赤ちゃんを連れてきた際に「休みを取得できてほんとにありがたい!」とのコメントをもらえました。また、こうした先輩の姿を見ることで、今のスタッフたちも安堵しているようです。

ストレスチェックやストレスへのお考えを教えていただきたいです


冨士さま:基本的にストレスがゼロになることはどんな状況でもないと思っています。ポジティブなときもネガティブなときも、どちらにせよストレスは抱えるものです。
そのため、定期的なストレスチェックを会社側で実施する体制が整えられていることは、スタッフが安心して働くための一助になっているのではないでしょうか。

オフィス風景

メンタルヘルスやコミュニケーションについてのお考え、今後の展望などがございましたら教示ください


冨士さま:女性のライフイベント後の復帰の難しさは、社会問題として引き続き向き合っていかなければならないと思っています。女性ならではのライフイベントやリモートワークなどの場面で、どのように組織と離別しない仕事環境を私たちが整えていけるかを常にこれからも考えていきます。
もちろん性別にかかわらず、いったん現場を離れても戻ってこられる、そして組織から離れずに仕事ができる、そういった会社であること目指していきます。

健康経営を進めていく中で、企業として大切にしていることを教えてください。


冨士さま:スタッフ一人ひとりにとって最適な環境や待遇、福利厚生を常に会社側が用意できるとは考えていません。だからこそ、最低限の見極めは必要ですが、どんな施策も試しに導入してみる姿勢が重要だと私たちNONVERBALは考えています。
取り組みの良し悪しは役員が決めるのではなく、働いている社員の皆さまが判断するものだからです。

株式会社ノンバーバル
2010年設立。東京・大阪のブランディングデザインの専門会社。健康経営に力を入れており、2021年、2022年ともに健康経営優良法人ブライト500に選ばれている。
公式サイト:https://www.nonverbal.co.jp/