ドクタートラストのストレスチェック集団分析では、仕事に対する姿勢の状況の把握が可能です。
この仕事に対する姿勢をドクタートラストでは「ワーク・エンゲイジメントとストレス状況」と定義しています。
ワーク・エンゲイジメントは、健康経営優良法人の認定にも必須の項目です。
さらに生産性向上とワーク・エンゲイジメントは密接に関わりがあるといわれています。
そこで今回は、近年非常に注目を集めるワーク・エンゲイジメントとストレス状況を表した、仕事に対する姿勢の状況のページについて解説します。
ドクタートラストの集団分析結果
上記はドクタートラスト集団分析結果のうち「仕事に対する姿勢の状況のページです。
ワーク・エンゲイジメントとストレス状況
まずは左側の円グラフから見ていきましょう。
このグラフは、受検者全員のワーク・エンゲイジメントとストレス状況(個人結果A~E判定)から各々5段階にランク分けし、「いきいき」「ゆるゆる」「ギリギリ」「げんなり」の4つのゾーンに分類しています。
会社全体でどのゾーンが多いのかの現状をまずは把握することが非常に大事です。
各ゾーンごとの人数
続いて右側の図を解説していきます。
この図の数値は人数を表しており、4つのゾーンの中でどの位置に何人いるのかをより細かく把握することができます。
組織としては「いきいき」ゾーンの人達が一番多いのが理想ですが、それぞれのゾーンでも個人結果やワーク・エンゲイジメントの結果が少し変わるだけで、仕事に対する姿勢は良くも悪くも大きく変わります。
また、それぞれのソーンの中で、どの位置に一番人数が多いのかで、会社として何を優先して対策を検討すべきかが変わります。
大切なことは?
会社全体の生産性を上げるためには、「いきいき」ゾーンの人数を増やすことが必要です。
特にワーク・エンゲイジメントを上げるためには、上司のマネジメント尺度が大事な要素となります。
仕事の依頼の仕方や、部下へのちょっとした声掛けの工夫により、部下の主体性は大きく変わります。
「指示待ちの社員が多い、言われたことしかやらない」など、主体性を持って仕事に取り組んでほしいなどの悩みをお持ちの場合は、ぜひワーク・エンゲイジメントの向上を心掛けてみてください。
きっと今よりも強い組織に生まれ変わることができます。
従業員にさまざまなアプローチを行うために
ドクタートラストの集団分析では、従業員にさまざまなアプローチが可能です。
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