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高ストレスと判定された人が知っておきたい「セルフケア」の考え方

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「セルフケア」という言葉を頻繁に耳にするようになりましたが、ご自身で現在なにか取り組んでいることはありますか?
インターネットで「セルフケア」を検索すると、さまざまな情報が溢れています。
一体これらは本当に効果があるのか?何からはじめれば良いのか?
よく分からず、でも自分には「セルフケア」が必要だ、なにかしなければ、と、わからないまま放置している人も多いのではないでしょうか。
今回は、毎日多くのはたらく方々の悩み相談と向き合っている精神保健福祉士が、セルフケアの意味を押さえながらセルフケアスキルの身に付け方をわかりやすく解説します。

セルフケアとは?

セルフケアとは、セルフケアとは自分で自分のメンタルヘルスを守る取り組みのことで、誰しもが子どもの頃から行ってきたことです。
自分なりのストレス対処法があるかと思いますが、それがセルフケアなのです。
ある人はお喋りすることがストレス解消になるかもしれませんし、ある人はカラオケで声を張り上げることが該当するかもしれません。
厚生労働省が提唱する「4つのメンタルヘルスケア」のうちの一つに挙げられているのですが、セルフケアに取り組む際のポイントは、おおむね次の2つにまとめられます。

セルフケアのポイント①:自分のストレスの原因を知る

ストレスという言葉は、もともと工業現場で使われていた言葉です。
ある物体が別の物体に対して、形が変わってしまうほどの刺激を与えることを「ストレス」と呼びました。
そのように、自分の気持ちを歪ませているもの=ストレスの要因は何であるのかを考えてみましょう。
それは、人ですか?環境ですか?体調でしょうか。
セルフケアは、自分のストレス要因を探ることから始まります。

セルフケアのポイント②:自分ができるストレスの対処法を身に付ける

子どもの頃は感情のまま泣いたり怒ったりすることができましたが、大人になるとそのストレス対処法は複雑になっていってしまいます。
そのため、自分なりの考え方の工夫を身に付けたり、積極的に人と相談したりすることで、大人としてできるストレスの対処法を身に付けることが欠かせません。

セルフケアが必要な理由

セルフケアの例として「防災訓練」を考えてみましょう。

防災訓練では、火事にならないために火の始末の仕方を学び、万が一火事になってしまったときに早急に対応するため消火器の使い方を教わりますよね。
セルフケアは、メンタルヘルスにおける防災訓練であり、メンタルヘルス不調を未然に防ぐため、早めに自身のストレスに気付いたり、不調にならないための対処法を学んだりします。
不測の事態の対応を学ぶことで状況の悪化を防ぎ、たとえ問題が起きたとしても速やかな対処ができるようになるのです。

ドクタートラストのストレスチェックは高ストレス者だけでなく、全判定の人に「セルフケア」ガイドブックを提供

ドクタートラストのストレスチェックは、高ストレス者はもちろん、すべての判定の方に「セルフケアガイドブック」を提供しています。
ストレスチェックを受検して結果が表示されたあとに、そのままセルフケアガイドブックのサイトに移動できます。

ドクタートラストのセルフケアガイドブック

さらにドクタートラストでは、さまざまな角度からセルフケアスキルの獲得をサポートできるサービスを多数用意しています。
セルフケアスキルの身に付け方は、受験勉強と同じです。
受験のときに塾に通ったように、セルフケアにおいても知識の仕入れ先を定め、そこから様々なアプローチを得ることで効率よく学ぶことができます。

ドクタートラストのセルフケアサポート

①外部相談窓口サービス[アンリ](ストレスチェック受検をお申し込みの場合は1ヶ月間の利用が無料!)
②健康経営セミナー
③保健師・精神保健福祉士派遣
④産業医
⑤特定保健指導

以下にサービスの内容をご説明します。

①外部相談窓口アンリ

契約企業様の従業員の方の相談を承るサービスです。
保健師や精神保健福祉士、管理栄養士、保育士が相談員として在籍しているため、メンタルだけでなくさまざまなお悩みに専門的知見から対応できます。
お話をただ聞くだけではなく、ご自身でできるセルフケアもお伝えします。
専門職によるセルフケアの個別指導が期待できます。

外部相談窓口[アンリ]の詳細はこちら>>

②セミナー

ドクタートラストでは、毎週無料セミナーを開催しています。
この他、企業様のご要望に応じた有料のセルフケアセミナーやメンタルヘルスケアセミナーもご用意しています。
従業員の方に一斉にスキルを学んでいただくことができるため、効率の良さに定評があります。

セミナーの詳細はこちら>>

③保健師・精神保健福祉士派遣

保健師や精神保健福祉士といった有資格者が出張カウンセリングを行います。
従業員の方と直接お話をすることで、メンタルヘルス不調を早めに発見し、その方に応じたセルフケアをアドバイスすることができます。

保健師・精神保健福祉士派遣サービスの詳細はこちら>>

④産業医

産業医は従業員50名以上の事業場でなければ予算的に設置できないと考えていませんか?
ドクタートラストでは、従業員50名未満の事業場にも産業医をご紹介できるプランを用意しております。
産業医は、従業員にとって身近なお医者さんです。
医療機関の敷居の高さに足踏みしている間にもメンタルヘルス不調は悪化の一途をたどることが珍しくありません。
産業医と面談できることはメンタルヘルス不調への早期介入につながります。

産業医サービスの詳細はこちら>>

⑤特定保健指導

身体的な健康診断の結果に基づいて保健師や管理栄養士が健康指導をします。
身体の不調は通院や服薬の負担を増やすため、メンタルヘルス不調を併発することが珍しくありません。
特定保健指導はそのようなリスクを回避し、健康な身体を維持するためのアドバイスを一人ひとりに行います。

特定保健指導の詳細はこちら>>

”セルフケアスキル” を身に付けるときのポイント

昨今は情報社会と言われますよね。
スマートフォンを開くだけで、数えきれないほどの情報が舞い込んできます。
そこで求められるのが「程よい知識を見つける姿勢」です。
インターネット上では、学術的根拠のない、不正確な私見が散見されます。
正誤のわからない情報に左右され、間違ったセルフケアを行ってしまうと、メンタルヘルス不調を予防するどころか逆効果になることも考えられます。
まずは自分のストレス状態を知ること。
そのためにストレスチェックが有効です。
ストレスチェックの結果から、企業内研修や、外部セミナーなどの活用がさらに効果的です。
極端な情報や、一側面から考えた情報に振り回されず、自分なりのセルフケア術を身に付けていきましょう。

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