平成27年12月以降、50人以上の労働者がいる事業所でストレスチェック制度の実施が義務づけられてから早6年目ですが、これから初めてストレスチェックを実施するという企業さまも少なからずいらっしゃると思います。
今回は、そんな企業担当者さまにストレスチェックの流れと、ドクタートラストでお手伝いできることをご説明していきます。
ストレスチェック実施作業は大変?
これからストレスチェックするにあたって、厚生労働省のホームページを見たりと担当者さまはいろいろと調べていると思います。
調べてみていかがでしたか?
「これは大変だ……」と感じませんでしたか?
ストレスチェックの実施には、実施前の準備から実施後の対応まで、やることがたくさんありますが、ドクタートラストでは
・ 企業担当者さまのご負担は最小限に
・ 自社でやるより効果的なストレスチェック
をモットーに年々ストレスチェック実施サービスをアップロードしています。
それでは早速、以下よりストレスチェック実施の流れとともに、ドクタートラストのサービスを利用した場合、どの作業が担当者さまで、どの作業がドクタートラストになるのか解説していきます。
ストレスチェック実施の流れ
ストレスチェックの流れとしては、大きく分けると11作業あります。
下記の図をご覧ください。
こちらは11作業を流れ順に示したものですが、図にもある通り、企業担当者さまにお願いする作業は①と②だけ!
あとの作業はドクタートラストが請け負います。
それでは、一つひとつの作業について詳しく解説していきます。
① ストレスチェック実施の準備
まず、会社としてメンタルヘルス不調の未然防止のために、ストレスチェック制度を実施する旨の方針を示す必要があります。
次に、ストレスチェック制度の実施方法などを事業所の衛生委員会で話し合い、その内容を社内規定として文書化し、全ての労働者に知らせます。
その後ストレスチェックの実施体制・役割分担等を決めます。
★POINT★
ドクタートラストでは、実施事務従事者になった方へ、実施事務マニュアルのご提供しています。
またご不明点のお問い合わせ、ご相談対応など、経験豊富なスタッフが手厚くサポートいたします。
② 受検者リストの作成・送付
受検者のリストを作成し、ドクタートラストへお送りいただきます
③ 受検マニュアルや受検用パスワードを提供
ドクタートラストのWEB受検では、メールアドレスがない方でも受検可能です。
また、わかりやすいWEB受検のマニュアルもご用意していますので安心です。
④ ストレスチェックを受検
従業員の皆さまに受検していただきます。
受検期間については企業さまとお打合せのうえ、決定します。
⑤ 未受検者に対して再受検依頼
ストレスチェックを受検していない方のリストを企業さまに提出し、再度受検を促します。
受検するかしないかは、あくまで個人の判断ですので強制はできないのですが、より多くの受検結果を取得できたほうが、企業として活かせるデータになります。
⑥ 受検結果・セルフケア資料の提供
Web受検であれば、受検後すぐに結果画面が表示され、自身のストレス状態を把握することができます。
また、下記のようなセルフケアの資料も提供しており、こちらは受検者のストレス度によって内容が異なります。
⑦ 専門家による相談窓口の設置
ドクタートラストでは、高ストレスや低ストレスの結果にかかわらず、ストレスチェックを受検した全社員を対象に、外部相談窓口を1ヶ月無料でご提供します。
ストレスチェックはもちろんのこと、ハラスメントに関することなど、健康やメンタルに関するお悩みにドクタートラストの専門職が対応します。
⑧ 受検データの集計
ドクタートラストにて、受検結果を集計します。
⑨ ストレスチェックの結果を集団分析
ドクタートラストのストレスチェック結果分析は完全オリジナルです。
今までドクタートラストでストレスチェックを受検した103万人分のストレスチェック結果を分析してきたストレスチェック研究所の研究員が、御社のストレスチェック結果を分析いたします。
約30ページの集団分析の小冊子は毎年バージョンアップを繰り返し、充実した内容と高い精度は多くの企業さまに大変好評いただいています。
◎ ドクタートラストの集団分析を詳しく見る
◎ 集団分析のコラムはこちら
⑩ 専門家による集団分析のフィードバック
ドクタートラストでは、集団分析を行なったあと、全ての企業さまにその結果の説明、フィードバックを行なっています。
フィードバックを行うのは、ストレスチェック研究所に所属するコンサルタント、もしくは保健師などの医療資格者が行います。
確かな分析と専門知識で、企業さまの今の状態を分析し、具体的な改善案なども提案させていただきます。
⑪ 結果データの5年間の保管
受検結果のデータはドクタートラストにて5年間保管いたします。
ドクタートラストは、一般財団法人医療情報システム開発センター(MEDIS)よりPマークを取得しています。MEDISは、機微情報を取り扱う医療機関の審査をメインに行っており、その審査は国内で最も厳しい基準となっています。
まとめ
今回は、WEB受検時のストレスチェック実施の流れとドクタートラストでお手伝いできることについてご説明しました。
もちろんマークシート(紙)受検も承っておりますので、まずはお気軽にご相談くださいませ。