セミナー開催実績
▫︎ 集団分析結果報告会
▫︎ 職場環境改善グループワーク
▫︎ セルフケアセミナー
▫︎ ラインケアセミナー
▫︎ アサーションセミナー
▫︎ ハラスメント概論・ケーススタディセミナー 等
Q. これまでの経歴を教えてください
前職ではやりがいを感じていたものの、長時間労働が当たり前の環境で働いているうちに、改めて自分のワークライフバランスについて考えることが多くなっていきました。
そんな時、「いきいきと働ける人を増やす!」というスローガンに感銘を受け、ドクタートラストに入社し2年ほど営業として活動する中で、健康経営の観点から職場環境改善に興味を持つようになりました。以降は主に集団分析結果報告会や、職場環境改善セミナー、グループワーク等のコンサルティング業務を実施しています。
Q. 研修やセミナーを行う際、一番大切にしていることは何ですか
個人的に効果的な職場環境改善を行うために大切にしているのは、当たり前ですが「現場の生の声」です。 課題解決を行う際はストレスチェックを含めその他サーベイ結果等を踏まえながら課題抽出や改善策検討を進めていきますが、話し合いを進めるうちにデータ上からは見えてこなかった具体的な課題が、現場で働く方の口からポロっと出てくることがあります。そうした「現場の生の声」をもとに考えられた改善策には納得感があるため、主体性や実行性が高まり、良い結果をもたらし、その成功体験が次の取り組みへの意欲を生む…というように、職場環境改善を好循環へ繋げるための重要なポイントだと感じています。
Q. 講師として世の中に伝えていきたいことは何ですか
健康経営エキスパートアドバイザーとして、健康経営の大切さを伝えていきたいと思っています。
健康経営は、従業員の健康保持・増進に取り組むことが結果的に企業の業績向上に繋がるとして、今世の中に注目されている考え方です。基本となる長時間労働やメンタルヘルス対策、ヘルスリテラシーの向上はもちろん、職場活性化のためのコミュニケーション促進など多岐に渡りますが、従業員が健康に働ける職場作りを行うことは、少子高齢化が進む日本において、企業にとっては人材確保はもちろん、生産性向上にも効果的な取り組みであると感じます。
そのため、労務管理上の基本を押さえつつ、健康経営の観点から、その職場に合った取り組みや、成功事例など、役立つ情報を発信していきたいと思っています。
Q. 今後の目標
現在、数々の企業で職場環境改善が導入され始め、多種多様な成功事例が存在します。そうした事例を取り入れてみるというのも、一つの職場環境改善の進め方だと思います。しかし、実際やってはみたものの、なかなか思うようにいかなかった…というお悩みの声を伺うことがあります。もちろん成功事例は素晴らしい結果をもたらす可能性を秘めた取り組みだと思うのですが、もしかしたら「その企業だからこそ効果を発揮した取り組み」だったのかもしれません。
当たり前ですが、企業によって環境や働く人など状況は異なりますので、たとえ上手くいかなかったとしても「うちでは職場環境改善なんて出来ないんだ…」と落ち込む必要はありません。なぜなら、必ずそれぞれの企業に合った取り組みがあるはずだからです。職場環境改善は一朝一夕で結果が出るものではないため、時に歯がゆく感じることもあると思いますが、最後には「やってよかった」と思える結果に繋がるような取り組みを、一緒に模索していきたいと思っています。