
【新集団分析詳解04】総合判定分布
最終更新日 2023-01-10
ドクタートラストの新集団分析解説
【01〜03】受検情報 【04】総合判定分布 【05〜07】高ストレス者率 【08・09】STELLA候補者率 【10・11】健康リスク 【12・13】偏差値 【14】高ストレス者を生み出す原因分析 【15】仕事に対する姿勢の状況 【16】TRUSTY SCORE 【17〜19】満足度分析
従業員のストレス状況分布
厚生労働省のストレスチェック制度では、個人結果は「高ストレス」と「高ストレス以外」の2択で示されていればよいとされています。
しかし、ドクタートラストではそれだけでは従業員個々のストレス状況を把握するためには不十分と考え、個人結果をA~Eの5段階評価で判定しています。
以下が、実際の集団分析のページです。
【図】総合判定分布(※数値はすべてサンプルです)
図の通り、従業員のストレス状況の割合を帯グラフで示しています。
このうち高ストレス者はE判定となります。
受検者全体の中で、高ストレス者の割合の把握はもちろん、高ストレス判定の一歩手前であるD判定、つまり高ストレス予備軍の割合を知ることで、高ストレスの未然防止に向けた予防施策が可能になります。
また、ポジティブメンタルヘルスの考え方を取り入れ、A判定、B判定の従業員が周囲によい影響を与えて組織全体を変革していく「ポピュレーションアプローチ」の手掛かりにすることも可能です。
全国分布と比較する
ドクタートラストの集団分析結果では、従業員全体の結果とともにを最新の全国分布結果を掲載しており、A~E判定それぞれの割合比較も可能です。
全国分布結果は2020年度(2020年4月1日~2021年3月31日)にドクタートラストでストレスチェックを実施した企業(企業数:685社、受検者数:240,275人)のデータに基づいています。
今回は従業員の「ストレス状況分布」を解説しました。
ドクタートラストのストレスチェックでは、個人結果がA~Eの5段階判定で、従業員のストレス具合を可視化しています。
また、会社全体のストレス具合を最新の全国平均と比較しているので、どの層にアプローチしていくべきかの対策も立てやすくなります。
ぜひお気軽にご相談ください。
◆ 執筆:ストレスチェック研究所 シニアコンサルタント 杉山 敏之
執筆者

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【職位】株式会社ドクタートラスト執行役員/シニアコンサルタント
【コメント】長年、営業職として多くの顧客と接してきました。年々労働力人口は減り続け、優秀な人材を確保することが、企業の発展に直結する時代になります。ストレスチェックの結果からは企業の現状を可視化できます。ストレスチェックを通じ、「元気に・楽しく・働きやすい」職場環境構築への情報発信ができるように努めていきます。
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